重みを知ってチャレンジする喜び

関西で展開するアンビシャス「収納ピット」は、2020年1月に関東へ本格進出しました。私は東京支社長として、マーケットや文化が異なる関東で組織作りにまい進しています。

私は入社7年目の2019年に役員になりました。ここまでさまざまな壁を乗り越え、内省を繰り返し経験を積み、少しずつ成長を重ねてきたと思います。社員の人生を背負う、経営の立場に立ってみると、見える景色が変わります。自分や社員だけでなく、その社員の家族にとっても良い会社でなければなりません。重圧ともいえる責任の重みが加味されますが、その重みを知った上での更なるチャレンジは、私にとって大変魅力です。そのチャレンジとは、事業を成長させ、志の高い人格者の輩出の体現へ向けて積極的に挑戦していくことです。アンビシャス初の支社を立ち上げ、軌道に乗せることに、非常にやりがいを感じています。

どんどん仕事を「奪って」欲しい

「働きながら自己成長したい」という思いは、アンビシャスで実現できます。当社では、「仕事を奪う」という言葉を使います。「奪う」とは、上司の業務を積極的にやらせて欲しいという意欲のことで、実際にどんどん「奪う」ことが可能です。そして上司は、奪われることを歓迎します。なぜなら仕事を渡せば、次の新たな業務に挑戦できるからです。

今や「奪い与える」連鎖は当社の企業風土となり、会社を大きく成長させています。入社1年目であれ2年目であれ、どんどん権限を与えます。経験を重ねてやれることが広がり、責任が増すことで人は成長するからです。まさに「立場が人を作る」を体現しています。

アンビシャスが求める人財とは

当社には、学生時代からインターンとして入ったり、新卒、また中途採用での入社など、さまざまな社員がいます。私は学生時代にインターン生としてアンビシャスに入り、アルバイトを経て入社しました。社員となる経緯はさまざまですが、当社が重視している資質は共通しています。まずは「徳」があることが大前提です。端的に言えば「いい人」です。話していると一緒に頑張りたくなる、引き寄せられるような魅力がある人を重視しています。そういう意味では、テクニックやスキルにはさほど注目していません。また徳のある人は、素直で謙虚です。さらに向上心があり、成長意欲とリーダー思考は必須ですね。

アンビシャスでは社員のことを「パートナー」と呼びますが、パートナーは互いに「志の高い人格者の輩出によって、社会に貢献する」という理念に共感し、互いにつながっています。「志の高い人」とは、例えば身近な友人や恋人から、共に働くパートナーや地域の人々、さらに日本に住む人々に幸せになってもらうために、自分は何ができるか、収納ピットを利用いただくお客さまやFC投資家の方々に幸福を届けられるだろうかと、意識を高められる人です。そして、高めた自分が発信する影響の輪というものを、どれだけ周りに広げられるかが大切です。

私の頭の中には、事業を成長させ雇用を生み、自ら志を高くしてパートナーを人格者に成長させ、そのパートナーがさらに新たな人格者を育てるといったイメージが、鮮明に描けています。つまり人格者の育成の連鎖を育み、魅力的な人格者を増やすイメージです。

新たなパートナーをどんどん育てること、そこに「輩出」の意味があります。

理念を体現しようと互いに高め合う仲間と共に仕事をし、人としての成長を遂げて、社会に良い影響を与えていきます。